サラリーマンに向いていない人の特徴について語っていきます.
特に,「正社員」に向いていない人です.
管理人は,「サラリーマンに向いていない人」なので,33歳の時に方向転換しました.
それは,今いる会社を辞めるということでした.
結果的にこれは大成功でした.
結論から言うと,下記にあてはまる人はサラリーマンに向いていないです.
✔ 自意識過剰な人
✔ 言われたことしかしない人
まず,「自意識過剰な人」は何かにつけて
「自分の都合の良いように」解釈する人です.
ようするに,「人に興味がない人」ともいえます.
このタイプの人は,「人の顔がおぼえられない」や「小学校の頃の記憶がほとんどない」などの傾向があります.
あくまで自分が主役なので,わき役は覚えていないのです.この場合,根本的に人間関係に影響を及ぼすことになります.
人の輪の中に,入りにくくなります.
仮に入れたとしても,「周囲から浮かないために」話をあわせているだけの人になります.
このようなタイプの人が周囲に合わせるためには,相当量のエネルギーが必要になるため
労力の無駄遣いで疲れてしまいます.
次に,「言われたことしかしない人」です.
これは上司から頼まれた仕事しかしない人です.
そんなこと当たり前でしょ!って思った人はちょっとヤバイです.
言われたことしかやらない場合,嫌な仕事を頼まれた場合に不満がたまります.
とはいえ,頼まれた仕事以外はやってはいけないのでは?と思った方.
それはあなたの妄想です例えばエンジニアの場合,周りを巻き込んで最新技術に関する勉強会を開くなど,あるいは自分の技術を周囲に使ってもらうなど自分から積極的に働きかけることができます.
このような仕事は上司から頼まれていませんよね?
にもかかわらず,このような仕事をやる人は会社からの評価が高まります.
かつ,自分の好きなことをやっているため,不満もたまりにくくなります.
またエンジニアの方で下記のような反論もあるかと思います.
自分は頼まれた仕事よりも優れたソフトウェアを実装している.だから,上司から頼まれたことだけをしているわけではないって考え方の人.
実はこれも,これだけで終われば頼まれた仕事の範囲内です.
理由は,自分から活動を起こしておらず,人を巻き込んでいないからです.技術的なチェレンジとしてはすばらしく,向上心があるといえますが,発信力があるとは言えません.
残念な結末はいずれ訪れる【悲報】
これまで説明したような性質の人がサラリーマンとして勤務すると,
いずれは残念な結末があります.
それは何かというと,「嫌な仕事をおしつけられる」です.
自己主張しない人はいわゆるカモですので,こいつは何も主張しないと思われて嫌な仕事が大量にきます.
間違っても,「こいつはいやな仕事でも我慢しているから評価をあげてやろう」なんて思われません.
若手になると少し事情が違っていて,その人を育てるという方針でいやな仕事を任せることもあります.
ですが,一般に35歳を過ぎている場合はリーダーシップが求められますので,基本的に自己主張しない人は,
どれだけ優れた技術を持っていたとしても,カモになりますし,軽視されます.残念ながら雇用というのは,よほど専門的なものを除いては,その人でなければできない仕事というのはほとんどありません.
なので会社を引っ張っていってくれるような人材でない限り,リストラ対象にすらなりえます.
企業は奴隷を求めている?

サラリーマンの方で自己主張しない方の中には,企業では自己主張してはいけないと勘違いされている方もいます.
それはおそらく,「自己主張する」ことと「調子にのる」ことを混同している場合がほとんどです.調子にのって人に対して偉そうな態度をとると,さすがにだめですね.
でも私はこれこれの仕事をやりたいとか,こうやれば結果をだせるなどの前向きな提言,いわゆる適切な自己主張は有用です.
あなたの上司や偉い人達って自己主張してないですか?
好き勝手なこと言って自己主張してないですか?
きっとしてますよね.でも彼らは出世してますよね?
真実はこうです.
「我慢しているだけでは,誰も評価してくれない」
企業は確かに奴隷を求めているのですが,「自己主張する奴隷」を求めています.
ようするに,「上司を気持ちよくさせてくれる奴隷」です.
ただじっとしているだけのペットはおもしろくないものです.
なので,企業は自己主張しない人を求めているわけではないです.
勘違いしなようにしてください.
サラリーマンに向いていない人の対策?【心配無用】
サラリーマンに向いていない人には,どのような選択肢があるのでしょうか.
他にもいろいろあると思いますが,おもいつく限りこのような候補があります.
・従来どおりサラリーマンとして定年まで頑張る
・研究者に転職する
・フリーランスになる
もっとも動きがすくないのは,サラリーマンを続けるという選択肢です.
何度か転職すれば自分に向いた会社が見つかる可能性があります.
ただし,それも運次第なのでなんともいえません.
また,ある程度リスクをとらないと,良い結果が伴わないと思います.
そういう意味では,研究者に転職するという方法があります.
一般的に研究者は,自分の好きな研究だけやっていけて自由と思われているかもしれませんが,
それは結構違います.
基本的に研究者はなんらかのプロジェクトに所属しているため,そこで結果を出さなければなりません.
必ずしも自分の好きな研究ばかりをやれるとは限らないのです.
ですが,良い面もあります.
自分で動き出す力がない人でも,余った時間で自分の好きな研究を実施することができます.
この時間は一日の間でわずか,プラス週末程度でも,研究自体は評価されます.
なので,受け身の人でもその人次第で評価されます.
比較的良い選択肢だと思いますが,博士号を取らなければ生きにくいので一定の忍耐力が必要です.
最後に,最も現実的なのはフリーランスです.
特にエンジニアの方は仕事が多いのでおすすめです.
1人親方になれますので,自分が主役になれます.
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