転職活動で妥協してはいけない2つの理由

転職活動をしている方にアドバイスしたいと思います.

転職活動では,妥協しては絶対いけません.

私は,民間企業や公務員を山ほど受験しましたが,転職活動ではほとんど妥協したことはないです.

妥協してはいけない理由は主にふたつです.

・何事に対しても妥協するクセがついてしまう

・人のせいにしてしまうクセがついてしまう

まず,かなり厳しい,そして鋭い一般論からお話しします.

何に取り組むにしても,「まあこの程度でいいや」とか「自分はこんなもんだから」と考えて

妥協する人はある程度いるかと思います.

私も以前はそのような感じだったのですが,これは絶対にだめな考え方です.

なぜなら,このような考え方は自分自身に対して無能感を植え付けるからです. しかもこの無能感は,無意識のうちに植え付けらます.

なので,無意識のうちに自分の行動が制限されてしまいます.

また同時に,妥協したために得れなかった満足感をどこかで埋め合わせようとします.

プライベートで埋め合わせようと思っても,この程度の人でいいかとまた妥協すると,またどこかで埋め合わせようとして,

よし,こんどは結婚で埋め合わせようとしますが,

「まあこの程度の相手でいいか」と妥協します.

仕事や勉強も,あらゆる面でで妥協のかたまりになって,そして不満足のかたまりになって,最終的に

「自分は無能である」という結論が出てしまいます.

そもそも,仕事というものは基本的に一日に8時間程度はだれでもしなければならないものですから,そこに妥協する人というのは

あらゆることに妥協する可能性が極めて高いのです.

仕事は人生で一番大事なものと考えた方が良いです.

これは会社員でもユーチューバーでもブロガーでも経営者でも同じなのです.

ただし,一つだけ例外があります.

例えば,次の会社はとりあえず「将来的にはやめる予定」の場合です.

これはとりあえず次の会社はステップアップのつもりで入社する場合です.

自分のスキルが低すぎて,とりあえず雇ってもらえるような会社に入社し,ステップアップを狙う場合ですね.

このようなケースでは,最初から頂上を狙う必要はないです.

目次

面接官の言うことを信用してはいけない

基本的に,面接官の言うことを信用してはいけません.

甘い言葉を言われても,話半分程度に聞いておけばよいです.

この場合,すんなり信用してしまう人は,その人自身に問題があります.

ようするに,「自分の都合の良いように考えるくせ」と

「後で思い通りにいかなかった場合,面接官のせいにできるから」というダブルボーナスのためです.

私はそんなこと思ってないよという方もいると思いますが,似たようなことが無意識の中ではびこっている可能性は否定できません.

特に,思い通りいかなかった場合に不平不満が出てくる場合は,ほぼ確実です.

これは他人のせいにするクセがしみついてしまっています.社会が悪い,面接官が悪い,だれだれが悪いといった感じです.

率直にいうと,すべて自分のせいだととらえるのがもっとも自己肯定感を高めることができます.

なぜなら,自分のせいというのは,「自分でコントロール可能である」ということと同義であるためです.

募集要項に書いてあることを正確に理解する

例えば下記のようなエンジニアの募集があるとします.

・pythonで機械学習の経験がある方歓迎

・年収500万円以上

ここで注目いただきたいのは,「あなたにPythonでプログラミングする仕事を任せます」とは一言も書かれていないということです.

ですので,業務内容はPythonに詳しい営業寄りの仕事かもしれませんし,Pythonに詳しいテストエンジニアかもしれません.

あくまでほしいのは「Pythonで機械学習の経験がある人」なのです.

一般的に募集要項を見ただけでは正確に仕事内容を理解することは困難です.

決して自分の都合の良いように解釈しないようにしましょう.

一方で,年収が記載されている場合は信用しても良いです.

それを破ってしまうと,会社として法律違反なので.

転職活動は満足できるまで続ける

転職活動は徹底的にやってください.

そして満足できる会社が見つかるまで辞めないでください.

妥協しないでみつけた転職先は絶対に満足できるかというとそうではないです.

ですが,それは決して「人のせい」にはできないからです.

しかし,妥協しないで物事を進めていく作業というのは必ず後につながります.

また,転職エージェントとWeb応募を併用するのが良いです.

転職エージェントは,その会社によって得意分野が異なりますし,担当者の当たりはずれもあります.

なので,できる範囲で複数エージェントを利用することをお勧めします.

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この記事を書いた人

某メーカーで数年間エンジニアとして勤務していました.研究,開発,品質管理とたらい回しの刑を満了し,現在はパッケージソフトウェア開発者として個人で活動しています.

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