TOEICでおすすめの参考書について紹介したいと思います。
私がおすすめするTOEICの学習過程は、下記のとおりです。
-
発音
-
音声変化
-
英単語
-
リスニング
-
リーディング
-
テクニック本
ただし、ここでは高校課程まである程度真面目に勉強してきた方を対象にしています。
もし中高時代にかなりさぼっていたという方は、とりあえず下記のやり方で取り組んでみた後に
うまくこなせないようだったら、中学高校の英文法から復習するのが良いです。
さて、話を本題に戻します。
TOEIC学習において、最も大事な参考書は、公式問題集です。
公式問題集を繰り返し何度も解くことがすべてといっても過言ではありません。
このような理由から、公式問題集による学習を円滑に進めるために他の参考書で補います。
具体的には、公式問題集のリスニングの学習のために発音、音声変化を学びます。
同様に、リーディングとリスニング学習のために英単語を学びます。
そして最後に、これはTOEICの点数を上げるためだけの目的ですが、テクニック本に取り組んでください。
発音に関する参考書
まず、TOEICに限らず、英語学習では発音を勉強する必要があります。
皆さんが中学生の時代に覚えた単語であっても、間違った発音を覚えている可能性があります。
このような事態を放置すると、長期間間違った発音を繰り返すので、修正に時間がかかります。
発音学習でおすすめする参考書は、下記です。
この参考書は、DVDビデオで母音・子音に関する口の使い方を分かりやすく説明してくれています。
また、基本的な単語もかなり掲載されているため、これまで間違って発音していた単語も修正することができます。

音声変化に関する参考書
次に、音声変化です。
TOEICの発話スピードはかなりはやいため、頻繁に音の連結や変化が起きるため、音声変化の学習も欠かせません。
(愚痴ですが、最近ナレーターとして参加したオーストラリア人男性は非常に聞き取りにくいです・・・)
音声変化に関しては、基本的にネイティブが書いている本が良いです。
おすすめの参考書は、「12週間で「話せる」が実感できる魔法のなりきり英語音読」です。
書籍版と電子版を載せておきます。
英単語に関する参考書
次に、英単語です。
TOEICは英単語学習が非常に重要です。TOEICで出題される英単語を学習なければ、高得点が取れません。
ポイントは、英単語の意味を覚えるだけでなく、発音も同時に覚えることです。
発音記号を見て発音しながら、意味も確認しつつ覚えてください。
TOEIC用の英単語集は多く発売されていますが、おすすめのものを2冊紹介します。
時間に余裕のある方は、大学受験用の英単語集にも取り組んでみてください。
リスニングとリーディングに関する参考書
次は、リスニングとリーディングに関する参考書を紹介します。
リスニングに関しては、発音と音声変化で使用した参考書でも一部学習済のはずです。
実践的なリスニング対策は、TOEIC公式問題集の一択です。
やり方としては、リスニングの場合、すべてのスクリプトに関してシャドーイングをしてください。
シャドーイングは、「聞き取れなかった部分を認識すること」が目的です。
聞き取れなかった部分を聞けるようにしてください。
他方、リーディングのやり方は簡単です。
とりあえず、すべての文章を理解できるようにしてください。
ただし、公式問題集のリーディング問題は難しいものを含んでしますので、わからない問題があってもOKです。
そのような難しい問題は相当な上級者でも間違ってしまいますので、しばらくは放置しておいて大丈夫なのです。
公式問題集は現時点で7冊発売されていますが、新しいものから順番に取り組んでください。
テクニック本
最後に、TOEICのテクニック本を紹介しておきます。
私からひとつ、とっておきのテクニックを伝授します。
TOEICでは、マークシートを塗りつぶして回答します。
塗りつぶそうと思ったら結構時間のロスになるのですが、ここで2BかBの鉛筆を使って、
一本線だけ引いてください。この程度の線でも、機械は読み取ってきちんと採点してくれます。
毎回時間が足りない人には、かなり効果を発揮する技です。
コメントを残す