キッチンリフォームの種類と相場について【戸建て投資】

キッチンリフォームの相場について考えてみます。

収益物件において、キッチン回りはファミリーの方が入居する際に重視するポイントです。

今回は投資家の目線で話しますが、自宅のキッチンリフォームを考えている方にも参考になると思います。

目次

キッチンの種類

キッチンは、大まかにブロックキッチンとシステムキッチンに分類できます。

ブロックキッチンというのはコンロ、流し台、シンクが分割されたタイプのキッチンです。

別名、セクショナルキッチンとも呼ばれ、主に公団住宅等で導入されています。

流し台とシンクは結合されている場合もありますが、ガスコンロだけは好きなものを購入して取りつけることができます。

システムキッチンは、ガスコンロ、流し台、シンクが建物に埋め込まれて一体化しているタイプのキッチンです。

どちらが良いかはともかく、新しいマンション等ではシステムキッチンが採用されることが多くなっています。

キッチンのリフォームの流れ

キッチンリフォームは、大きく分けて

①既存キッチンの撤去(撤去屋さん)

➁排水周りの整備(水道屋さん)

③キッチンの設置(大工さん)

という工程になり、いくつかの職人さんの共同作業です。たった一人でこれらの作業をこなす方もおられますが、基本的には何人かの職人さんに依頼することがほとんどです。

上記以外にも、キッチン周りの化粧パネルの修正が必要であれば、内装屋さんやタイル屋さんに依頼することになります。

つまり、人件費が高くつくということです。

キッチンリフォームの相場

キッチンに関する知識がないと簡単にぼったくられますので注意してください。

まず、ブロックキッチンですが価格帯としては5万円から高くても30万円までが相場です。

取り付け費用は、3万円からあります。

一方でシステムキッチンの価格帯はかなり広くなります。

安い物で20万円から、高機能なものになると100万円を超えてきます

一見すると素人には機能と価格差が分からない場合も多くなります。

キッチンのリフォームは、ほとんどの会社でシステムキッチンを中心に売り出しています。

システムキッチンの方が利幅が大きいためです。

このような会社は、風呂、トイレ、キッチンを中心として高額の商品を扱い、立派なショールームを備えているケースも結構あります。

基本的に、立派なショールームには人件費が多くかかります。

そのような会社にリフォームを依頼すると、高くつくでしょう。

キッチンリフォームで注意すべき点

排水菅には床から臭気があがってこないように、臭気蓋が施工されています。

この臭気蓋がないのは論外なのですが、ジャバラ等で臭気蓋が一緒に上にあがってしまうと床と隙間ができるためそこからゴキブリなどが侵入しやすくなります。

この隙間は、コーキングなどで埋めておくと良いです。

キッチンリフォームの際には、施工業者にきちんと伝えておきましょう!

ただし、臭気蓋はホームセンターで売っていますし、コーキングも器用な方なら自分で施工可能です。

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この記事を書いた人

堺市を中心として、不動産賃貸業をやっています。主に、戸建てのファミリー向け物件を扱っています。

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