現在社会人で大学院博士課程に進学し、教員を目指す方にアドバイスします。
まず、社会人で博士課程に進学するためには修士号を取得する必要があります。
仕事を辞めてまでリスクを冒す必要はありません。
働きながら修士号を取得しましょう。
結論として、「通信制の大学」の修士課程に進学するのがベストです。通信制の大学院の中で、最も有名なのが放送大学です。
放送大学は全国的に有名ですので、通信制に通う方にはおすすめです。
放送大学の修士課程は、文化科学研究科、文化科学専の下に、7つのプログラムを開設しています。
修士全科生は、この中から1つを選んで所属します。
ここで、IT系でキャリアを構築する方は情報系を選んでおけば良いかと思います。
基本的に通学タイプの大学院よりも修了する要件はやさしいと思います。
さあ。修士号さえ取れれば、次は博士号です。
生物統計家を目指す方へ【通学必須】
現在ITエンジニア等の方で、生物統計家を目指す方もいると思います。
生物統計家は、人材不足のため現在のところ修士号さえ取っていれば就職先には困らない状況です。
ただし、通信制で生物統計を学べる大学院は現在のところ存在しないため、仕事を辞める必要があります。
ITエンジニアから生物統計を目指される方は、向き不向きもあると思うので慎重に考えてください。
基本的にどの大学院も入学試験に「統計検定2級」レベルの実力を求めています。
レベル感としては、生物統計の修士号を取得した後には「統計検定準1級」レベルといったところです。
生物統計の場合は、修士号だけで教員として採用される可能性もありますが、それでも最終的には博士号
を取る必要があります。
博士号がないと、教員としてのキャリアパスが打ち止めになってしまう可能性が高いからです。
現在は生物統計家が不足していますが、将来もそれが続くかどうかはだれにも予想できません。
仮に将来的に生物統計家が供給過多に陥った場合、博士号を持っていると差別化することができます。
また、生物統計系の大学院受験には英語が求められることもあります。
TOEICに関しては下記にまとめていますので参考にしてください。
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