民間企業に向いていない人の特徴【転職必須】

民間企業に向いていない人の特徴について説明します.

わたしは民間の電機メーカーにエンジニアとして7年間勤務していました.

全く向いていませんでしたので,現在は退職して研究者兼フリーランスをしています.

今回の記事は

・民間企業に向いていないと思っている社会人の方

・進路に迷っている学生の方

向けの記事です.

結論から言うと,民間企業に向かないのは「受け身の人」です.

それではこれについて詳しく説明します.

一般的に,民間企業では「きちんということを聞く素直な人」が求められます.

いわゆる忠誠心が高い人ですね.

ここまではみなさん納得できるかと思います.

しかし,「集団の中で自己主張するのが苦手な人」は向いていません.

このような人には主に2種類あります.

・スター気質の人
・対人恐怖気味の人

スター気質というのは,基本的にじぶんはいつも注目を浴びていると考えている人です.

過保護に育てられた場合に多いです.

子供時代にかなり親から監視されたり行動を「見張られている」ため,無意識のうちに自意識過剰になってしまいます.

「周囲からどう思われているか?」「噂されているか?」が気になります.

ほとんど誰も見ていないのですが,どうしても周囲の目を意識しがちです.

その結果,あまり集団の中では自己主張できなくなるのです.

だからといって周囲に埋もれたいわけではないので,

このような方は,無意識のうちにアピールして注目をあびるためにたくさんの資格をとってしまうケースもあります.

基本,自分にしか興味がないため人の名前や顔が覚えづらかったり,小学校時代のクラスメイトの記憶がほとんどない

などの特徴を持っている人もいます.

次に対人恐怖気味の人です.

病的とまではいきませんが,集団がなんとなく怖いとか思ってしまう人です.

人は集団になると獰猛になってしまう性質があるので,集団が怖いというのはある意味的を得ています.

一般的にこのような方も結構多いかと思います.

わたしはどちらかといえば,対人恐怖気味の人に分類されます.

ようするに,「受け身の人」ということになります.

このような人は,会社の中では「自分には何を任せてくれるんだ?」というスタンスを貫きます.

自分が持っているスキルに自身はあるが,周囲の目がきになるので自分で仕事をつくるということはしません.

結果的に,このような人は民間企業のカモになります.

「誰もやりたがらない仕事」などを押し付けらえることになります.

そしてそのような仕事を「我慢してやっている自分」を評価してもらいたいと思います.

でも実際は,評価されることはありません.

なぜなら,べつに仕事を任せる方としても「我慢してくれ」とはちっとも思っていないからです.

我慢しているのは本人の問題というわけです.

そして不満がたまっていき,やがて爆発するというパターンです.

だからといって,「上司に言っても改善しないしなあ」と思うだけで,実際に上司に提言したりすることはありません.

行動には起こさないというタイプです.

いいわけとしては,「どうせかわらないから」と言ったりします.

でも言ってみないとわからないですよね?

目次

民間企業に向いている人

民間企業に向いている人は,「ほどよく自己主張ができる人」です.

自分で周囲の人をまきこんで,新しい技術の勉強会を開催したり,提案したりする人です.

会社では受け身の人は,いくら作業能力が優秀であっても出世することができません.

特に年齢が高くなるにつれて,リーダーシップが求められます.

そのため,ある程度面倒見がよくてリスクをとれる性質の人でないと,民間企業では評価されません.

この点で,受け身の人は基本的に自分にしか興味がないため,人の面倒をみたりすることにも向かないのです.

民間企業に向いていない人がなるべき職業

民間企業に向いていない人には,下記の3職種をおすすめします.

・公務員
・研究者,学者
・フリーランス

まず公務員は少し後ろ向きの理由なのですが,公務員だけは受け身の人でも自動的に出世できます.

そもそも公務員にはあまりリーダーシップが求められていません.

また,出世など昇進の規定や慣習がほとんど決まっていますので.

次に,研究者や学者です.これは受け身の人であっても研究者や学者は個人にスポットが当たるため,集団の中では自己主張できない人であってもチャンスが与えられます.

また,受け身の人であっても個人営業とか個人アピールは得意な人もいます.

このような人はフリーランスになった場合でも仕事をとることができます.

それでも民間企業に就職したい方へ

民間企業に向いていない方でも,企業によっては自分に合った企業が見つかる場合もあります.

また,すぐに職種を変えることも難しいかもしれません.

そこで,いつでも他の職種にジョブチェンジできるように準備を整えておくことをおすすめします.

最も汎用的なスキルは,英語力とパソコンスキルです.

私自身も勉強中であり,特に英語力は日々強化に努めています.

英語力はTOEICが重視されていますので,スクールなどを利用してみると良いかもしれません.

それではご検討をお祈りしています!

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この記事を書いた人

某メーカーで数年間エンジニアとして勤務していました.研究,開発,品質管理とたらい回しの刑を満了し,現在はパッケージソフトウェア開発者として個人で活動しています.

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