自己満足のために資格を取る人などいない【TOEICのすすめ】

たまに、私は人から評価されたいのではなく、自己満足のために資格を取ろうとしているのだと言う人がいます。

あるいは、自信を付けるために資格を取ろうとしていると言うかもしれません。

しかし、資格というのはほとんど例外なく承認欲求を満たすためにとっています。

何を言ってるんだ!私は自分の成長度合いを確かめるために資格をとっているのだ!

と思う人もいるかもしれません。

実は、そうではないのです。その理由について論理的に説明します。

さて、質問です。

この世の中にあなた以外人類が存在せず、一人で生活している状態を想像してみてください。

人類はあなた一人であり、資格を取ってもだれにも認知されませんが、ロボットが資格試験を運営している状態です。

このような状態でもあなたは資格の勉強をして、資格を取ろうとするでしょうか?

ほとんどの方は、馬鹿らしいので、資格を取るための勉強などしないと思います。

ここで、はたと気付くはずです。

自分は、自分以外の他者に認めてもらいたいから資格を取得しようとしていたのだということに。

認めてもらいたい理由はいろいろあるでしょうが、根本的には承認欲求です。

そうです、あなたは承認欲求に飢えているから資格を取ろうとしていたのです。

では、世の中であまり評価されないような資格であっても、それを取得しようとする人の心境はどのようなものでしょうか?

それは、もしかしてこの資格を取れば評価してくれる人がいるかもしれないという淡い期待です。

ですが、残念ながら意味のない資格を取ってもあまり効果が薄いです。

世の中資格商法にあふれていますから、こういう罠にかかってしまう人もたくさん出てきます。

弁護士や医師などの独占業務の国家資格を取ることに意味はあると思います。

しかし、非独占の資格に関してはかなり慎重に考える必要があります。

その資格を取得するために費やした時間は自分へのポイントとなり還元されるでしょうか?

この点についてよく考えないと、限られた時間を浪費してしまいます。

民間資格の場合、最も汎用性の高い資格は英語に関する資格です。

中でも、TOEICは日本企業で高い評価がなされています。

今の会社で英語の勉強なんてしても役に立たない!

という声が聞こえてきそうです。

では、ふたつめの質問です。

あなたは今の会社の業務に役立つこと以外はやらないのでしょうか?

そもそも、それほどまでに今の会社の業務に没頭しているのでしょうか?

そうではないですよね。

今役立つとか役立たないとかは関係ありません。

未来の話をしましょう。

TOEICで高得点を取れば、転職活動に有利になり、人生を有利に進めることができます。

そして、結果的に承認欲求を満たすことができます。

最後に、TOEICで高得点を取ってもどの会社にも採用されなかったらどうしてくれるんだ!という方へ

残念ながら、誰も責任は取ってくれません。

しかし、少なくとも、意味のない資格を取るよりもTOEICのほうがましだと思いませんか?

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この記事を書いた人

某メーカーで数年間エンジニアとして勤務していました.研究,開発,品質管理とたらい回しの刑を満了し,現在はパッケージソフトウェア開発者として個人で活動しています.

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