表題のとおり、サラリーマンは思考停止になりがちです。
私の例ですが、7年間会社員をやっていた経験があります。
この間、完全に思考停止でした。
物理的に時間がない
これが最も大きな理由はこれでしょう。
少なくとも、9時から5時までは自分の好きなことをする時間がありません。
残業がある人も多いでしょう。
そして帰宅してからも、家族がいる人なら家族との会話や子供の世話があり、
そして単身の人は自分ですべての家事をこなさなければなりません。
そうなると、土日祝日しか自分の時間が持てないということになります。
しかし、休日は疲れを取りたいし、家族サービスもあるし。
ということで、また月曜日がはじまります。
労働者から抜け出せないようにコントロールされている
サラリーマンは、基本的に同じような考え方の人が仕事場に多いです。
つまり、毎日毎日同じ人に囲まれておなじ思考を繰り返すうちに、新しいことに取り組まなくなります。
確かに、転職をする人もいます。
しかし、転職を繰り返す人は、ベースがわがままなことが主な理由です。
理不尽なことに耐えられず、自分の思った通りにいかないと気が済まないのです。
しかし民間企業に転職したところで、ほとんどのケースで本人の考え方は変わりません。
もうひとつ理由があります。
ほとんどの人が転職ではなく、転社です。つまり、会社を変えるだけで根本の職は変えません。
団塊ジュニアや氷河期世代はより深刻に
団塊ジュニア世代や氷河期世代は、かなり古い教育を受けている人が多いです。
ひとつの会社で長く勤務するのが偉い。
30代で結婚して、美人の嫁さんと結婚して、子供を産んで、家を買う。
そのような考えに固執してしまいがちです。
これが達成できないと分かると、40代で結婚して美人はあきらめて、でも家は買います。
つまり、理想の下位互換を追い求め、親から仕込まれた理想から抜け出せないのです。
このような古い抜け出せないどころか、年を取るにつれて生物学的に親に似るということがエビデンスとしてあります。
彼らは口をそろえて言います。家族がいないと年老いて面倒みてもらえないから・・・と。
しかし、子供のいない家庭であっても自分が嫁より先に死ぬと言って疑いません。
熟年離婚はないのでしょうか?
なぜそのような都合の良い考え方ができるのか不思議です。
私の場合はより深刻だった
私の例でいうと、会社勤めの7年間は何も成長がなかったです。
朝6時15分に家を出て、帰宅するのは23時。何もできません。
そして何より、新しいことに取り組もうという気力が湧いてこないのです。
しかし、周囲となじめないことが奏功しました。
結局、会社の安定した正社員は辞めて、「アルバイト」に転職しました。
そして、退職した10年後に、勤務していた支所がつぶれました。
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