25年間英語を勉強してきました・・
25年というのは、大学入学以来25年ということです。
今回は、英語学習3年目の結果をご覧ください。
なお、特にTOEICの点数を上げるために勉強したわけではないですが、目安として定期的にTOEICを受験しているので結果を添えます。
学習当時の状況
大学3年生の時について話します。
このときも私はパソコンやインターネットにはまっていました。
学校はろくに行っておらず、単位がほとんど取れておらず進級も赤信号がともりはじめめていたのです。
ちょうどそのとき、大学の英語の授業でTOEICの授業がありました。
なんとこの授業はTOEIC520点以上獲得すると、全員「優」をくれるというのです。
また同時に、パソコンにはまったおかげで、そして取り組んでいた学問にすっかり興味がなくなっていたことも後押しして、
パソコンを本格的に学びたいと思うようになっていました。
具体的には、大学院でコンピュータサイエンスを学びたいなあという漠然とした思いをいだいていました。
大学院の入学試験にはきっと英語も必要になるだろう。
だから、英語の勉強にも(一応・・)力が入りました。
大学入学後3年目の英語学習
学習内容
「ビジュアル英文解釈パートⅡ」を終えていた私は次の参考書を探します。
ここからは、TOEIC試験対策というよりも、大学院の入学試験に向けた準備を優先するようになっていました。
そこで見つけたのが、Z会から出ている「速読速聴英単語Core」です。
英文の中で英単語を覚えることができる点が気に入って購入しました。
大学受験用の速読英単語と似ていますが、こちらは時事のニュース英語が中心です。
大学院入試では大学入試と違って一般的な文章が出題されると噂に聞いていました。
だから、この本で一般的な文章と単語を固めてしまおうと考えたのです。
結局、この参考書は結構真面目に取り組みました。
この本にのっている文章は、ほとんど暗記し、英単語もほぼ抜けなく覚えました。
学習時間
徹底的にZ会の速読速聴英単語をやりこみました。
ほとんどが知らない単語だったため、1タイトルごとに3時間は費やしました。
その他、ビジュアル英文解釈の復習も行ったため、結局この年度のトータルの勉強時間は200時間程度だと思います。
TOEICの受験結果
TOEICの公式問題集には一切取り組むことなく・・・
高校卒業後、一般的には最も英語力が高い瞬間と言われている時期です。
結果からお伝えすると、「575点」でした。
前年度が520点でしたので、少しだけスコアアップして550点を超えました。
これでめでたく大学の単位も認定され数少ない「優」をもらうことができました。
私の大学では600点台を獲得できた人がトップで、私の点数でも上位5位以内に入っていました。
また、この時期から少し成長があり、「リスニングは完全無視」作戦を少し方針転換しています。
この年に取り組んだ参考書でリスニング教材がついていたため、リスニングにも取り組むようにしたのです。
TOEICはパートⅠとパートⅡだけはきちんと試験をうけるようにしました。
当時のTOEICではパートⅡに出てくる文章で質問文の疑問視(What, Where, How long等)さえ聞き取れれば、答えが分かったからです。
ただし、それ以降のリスニングパートは相変わらず飛ばしていました。
この取り組みのおかげで、ほんの少しだけ聞き取れる部分も出てくるようになりました。
ただ全般的にまだまだ呪文に聞こえることは変わらなかったです。
英語学習3年目の反省点
さて、この年度のについて下記にまとめました。
ただし、TOEIC試験の学習としては失敗ですが、この年は大学院入試の英語対策を主な目的としていたので本来目的から見れば成功といえるかもしれません。
勉強量の不足
毎度のことながら、大学生にしては勉強時間が不足しています。
最近の大学生は、集中して勉強している人も多くて頭が下がります。
社会人になったら本当に時間がないので、英語は絶対に学生時代に勉強することをすすめます!
リスニングを、「ほぼ」あきらめている
この年に少しだけリスニングに取り組みはじめました。
ただし、気持ちの面ではTOEICのパートⅢ以降は聞き取れるようにはならないだろうとあきらめていました。
このようなスタンスは、自分に対する肯定感を大幅に下げてしまいます。
TOEIC公式問題集に取り組んでいないこと
TOEICのスコアをあげるためには公式問題集が最も効果的です。
にもかかわらず、TOEIC公式問題集に取り組む必要はまったくないと思っていました。
しかも、大学院入試のための英語の勉強をしていましたから、なおさらですね。
いったいこの失敗にいつになれば気が付くのでしょうか。
教材の選択間違い
速読速聴英単語を使いましたが、TOEIC対策として取り組むのであればこの参考書は適していません。
この参考書はニュース時事英語から構成されており、TOEICの傾向からはかなりはずれているためです。
特にニュース英語には会話文は出てこないため、TOEICのパートⅠとパートⅡには全然対応できません・・
しかも・・ニュース英語で頻発するような政治経済に関する用語は、TOEICではほとんど出題されないのです。
もしニュース英語に興味がある方がいれば、この点に気を付けて学習してみてください。
以上が主な失敗になります。
次回の記事では、大学生活全体を通しての英語学習を振りかえってみたいと思います。
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