英語を大学4年間勉強した結果【TOEIC】

私は、大学入学後約25年におよび英語を学んできました。

本記事は、大学4年間の英語学習をまとめたものです。

TOEICの点数を上げるために勉強したわけではないですが、定期的にTOEICを受験していることを申し添えます。

なんとか600点は確保できましたが、勉強量から考えるとかなり不服です。

目次

学習当時の状況

大学4年生の時について話します。この時は大学生活の中で一番忙しかったと思います。

パソコンへの興味をこじらせてしまい、情報工学系の大学院を受験するための大学院入試の試験勉強をしていたからです。

私は理系ですが、専門が植物生理学のため、まったくアドバンテージがなかったのです。

大学院の試験勉強は英語だけでなく、数学やコンピュータに関する試験もありました。

このとき、偶然にも大学の授業でC言語のクラスがあったため、その課題に力を注ぎました。

それと並行して基本情報技術者試験の勉強にも取り組んでいました。

そういう背景もあって、「英語」よりも「C言語」に力を入れて勉強していました。

このC言語の学習は、私の食いぶちを作ってくれました。

個人的に、普通の人から見れば、私のように専門外の大学院に進んだことの方が一般的にみてすごいと思われることの方が多いです。

しかし私にとってみれば、TOEICで700点取ることの方が私にとってはすごいことだと思っています。

今から振り返ってみると、私には英語よりもC言語のほうが才能があったみたいです。

実際に行った英語学習

使用した教材

ビジュアル英文解釈パートⅠ

ビジュアル英文解釈パートⅡ

速読速聴英単語Core

・速読英熟語

山口の英文法実況中継Ⅰ

山口の英文法実況中継Ⅱ

上記に挙げたのが、大学4年間全体を通して使用した参考書です。

特に大学4年時は、大学院の入学試験に向けた準備を優先するようになっていました。

大学院入試では何が出題されるかわかりませんから、英文法の参考書も追加してやりました。

また、読解力を全般的に強化するためにZ会の速読英熟語もやりました。

速読英熟語は大学受験用の参考書ですが、非常によくできていると思います。

この本のおかけでだいぶ読解力が上がったと思います。

ただし、全般的に大学受験用の参考書ばかりだということがわかります。

当時は、大学受験英語に洗脳されており、実用英語への接続方法がわからなかったのです。

学習時間

大学の4年間トータルで、600時間程度だと思います。

かなり効率の悪いやり方をしていることに加えて、電車の中で勉強することが多いためだと思います。

大学まで1時間半近くかけて通っていましたが、電車に乗っている時間で集中して勉強できた時間は少ないです。

集中力のない私は、家ではあまり勉強できませんでした。

TOEICの受験結果

TOEICの公式問題集には一切取り組むことなく・・・

高校卒業後、一般的には最も英語力が高い瞬間と言われている時期です。

結果からお伝えすると、大学4年時に受けたTOEICは「610点」でした。

一応大学生のうちに、就職活動の履歴書に書ける点数とされる600点はとることができました。

ただし、普通の人が600点を取得するのに比べて、200時間以上は余計に勉強していると思います。

TOEIC以外の成果

TOEIC以外では、大学院入試の英語試験の成果があります。

結果からいうと、おそらく「満点」だったであろう・・と、自分で思っているだけです・・・

試験形式は、400ワード程度の英文がいきなり提示され、音読してから声をだして訳しなさい。

というものです。

大学入試の難しい英文とは違い比較的素直な構文の文章で、単語もすべて知っていたため問題ありませんでした。

大学4年間の英語学習の失敗と反省

さて、この年度のについて下記にまとめました。

勉強量の不足

特に大学生になって1年、2年次の暇な時期に勉強時間を確保できなかったことが反省点です。

私はこつこつ努力することはできるのですが、爆発力がありません。

大学4年間で、結局トータルの勉強時間600時間程度でした。

リスニングを、「ほぼ」あきらめている

リスニングは、あきらめていました。

このような考え方はだめですね。当時は、どうやればリスニング力が上がるのか見当がつきませんでした。

「留学しないとリスニングなんてできないよねぇ」という化石おじさん的な考え方だったのです。

どのような勉強でもそうですが、やれば成功すると思えないとだめです。

マインドが死んだ状態でダラダラと勉強を続けているだけでは結果は出ないのです。

TOEIC公式問題集に取り組む様子が全くない

大学4年間を通して、TOEIC公式問題集に取り組む必要はまったくないと思っていました。

正直いうと、「英語力が高まればTOEICでも高得点がとれるだろう」と考えていたのです。

つまり、TOEICだけの対策して高得点を取ったところでそれは本当の英語力ではないと・・・

しかし本当は違うのです。TOEIC対策というのは、かなり効率的な英語学習につながります。

この間違った考え方は、教材選びにも影響しています。

教材の選択間違い

教材選択は全般的に間違っていました。

大学受験に洗脳されていて、大学受験寄りの参考書ばかりに取り組んでしまいました。

英語力を上げるという意味でも、TOEICの点数を上げるという意味でも、TOEICの公式問題集に取り組んだほうが良かったのは言うまでもありません

昔はあまり情報が充実しておらず、「TOEICの勉強をやっても英語力は上がらない」という考え方に傾いてしまうと修正が難しかったのです。

現在はいろいろな情報が手に入りますから、偏った考えから脱出することができます。

まとめ

このように、大学生活を通じて失敗だらけの英語学習だったのですが、今になって思うと英語学習は難しい部分もあります。

勉強というのは、自分を信じることができないと集中して継続できません。

子供時代に神童はいませんでしたか?ひょっとしたらあなた自身がそうだったかもしれませんね。

神童は自分が勉強ができると信じています。そして、勉強ができればバラ色の未来が広がっているとも信じてします。

そのように親から叩き込まれて、素直に信じることができているのです。

実際の社会はそううまくいきませんが、そう信じることができる人間は強いです。

それと似たようなもので、TOEICはかなり難しい試験なので、初受験で打ちのめされて戦意喪失してしまうとやっかいです。

その時は、正しい学習方法を見つけだして自分なりに前に進んでいるという実感を持って、頂点までかけぬけましょう!

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この記事を書いた人

某メーカーで数年間エンジニアとして勤務していました.研究,開発,品質管理とたらい回しの刑を満了し,現在はパッケージソフトウェア開発者として個人で活動しています.

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